2009年6月24日

MIC Chamber#2

Chamber#2

パトワはオレには新鮮だった。
しかし逆に自分の当時の英語のスタイルを変えようとは思わなかった。
Reggaeの人達にとってはまたそれが新鮮だと俺は思ったからだ。
名前がBig Blaze Wildersなのも、ひとつふたつの語呂合わせよりも
長い名前のほうが、フライヤーでのクレジットで目立つだろうというNutzの考えだった。
ある意味オレらは全て計算している。
話を戻して...
今でこそHip-HopもR&Bも徐々に受け入れられるDanceになっている現状だが
オレらの初期の頃は違った。Reggae以外の曲をPlayすれば全く受け入れてもらえなかった。
しかし曲のメッセージに共感すれば必ずどんなジャンルだろうと反応を得れるとも思えた。
ここからスタイルを英語から日本語にしようと思った。
それでも昔から日本語でMCする人はたくさんいたし、自分ならどういう事が出来るかだけを考えた。
その当時、日本の早口言葉をRiddimの上で遊んでたりしてて
早い口調でも言っている事がしっかり解かるようにベースラインが来る前に言葉をはめるようにした。
練習する場は現場のみ。はめる意識をする。
ちょっとみんなが好きそうな言葉遊びを混ぜたりして。
あおるフレーズも自分だけの言葉を持った。「ひとり?ふたり?」だったり。
これも実際考えて作ったものじゃなくてPlay中にヴァイブスから生まれたものだ。
逆に言えばヴァイブスが低ければ何も生まれないし何も伝わらない。
MCはヴァイブスが基本であって資本だと気付く..

続く?

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